アラフォー管理人のタカシです
と
管理人のアラフォータカシです
だとどちらがカッコイイか?わかりません(笑)
ってことで。
今回は「PM2.5と黄砂はどうやって飛散する?花粉都の関係は?」です。
花粉に混ざって、黄砂とPM2.5がいっしょに飛散
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中国から黄砂とPM2.5が日本に飛散することが知られていますね。
これは「偏西風の影響」です。
偏西風というのは、中国を含む
ユーラシア大陸から日本の上空を吹き抜けている上空の風のことです。
季節や地球の環境によって
蛇行することもありますが
基本的に日本で言うと
西から東へ上空に強い風が吹いています。
これが偏西風です。
数百万トンの黄砂を日本に運んでくるという偏西風ですが、
風速はなんと50M以上。
大陸の砂漠などを通過するたびに
巻き上げられた砂埃が日本まで届くというのですからスゴイですね。
それらと入り混じってPM2.5が来ます。
黄砂に混じって偏西風に乗って日本にまで届くわけですね。
過去のPM2.5の発生原因の記事にもありますが、PM2.5の発生原因は多岐にわたります。
当然のことながら、自然発生しているPM2.5もあります。
然しながら、工場や焼却場からの排煙
さらには経済発展に伴う自動車やディーゼル車などから排出されるガス。
これらが特に大きなPM2.5の発生原因に
なっていることは言うまでもありません。
特に吸収四国地方においては
PM2.5予報サイトでも確認できます通り、
日常的に基準値を上回るという状況が
発生することが当たり前になってきています。
外に洗濯物を干せない、学校の授業で外で体育の授業ができないケースもあり
社会問題になりつつありますが、未だ解決策は見当たらないのが現状です。
花粉やPM2.5、黄砂に対応できる空気清浄機は?
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空気清浄機は、花粉やPM2.5、黄砂などにもしっかり対応できるのか?
販売店ではある意味、パニック状態に近い状態ともなりました。
メーカー各社では2013年春のPM2.5騒動の教訓から、
2013年夏までに「ある一定の基準」を設けることで、空気清浄機がPM2.5対策ができることを表すことになりました。
その表示がこちらです。
空気清浄機の必要機能は空気をキレイにすることですが、
そのほとんどを担っている部分が「フィルター」です。
フィルターには様々なタイプが有り
基本的にほとんどの日本の空気清浄機メーカーは
■HEPAフィルター
を利用しています。
HEPAフィルターは0.3μm以上の大きさの物質を99.97%以上捕集するという性能。
ほぼ100%と言ってもいいくらいです。
花粉は30μmという大きさですから
単純計算してもHEPAフィルターの目の大きさの100倍です。
これならば余程のことがあっても
HEPAフィルターの目を通って再度部屋に花粉が拡散されることはありません。
HEPAフィルターよりも性能が高いフィルターは?
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HEPAフィルター以上の性能の
フィルターはULPAフィルターというものがあります。
目の細かさは、なんとHEPAフィルターの目の細かさの約半分
0.15μmの目の大きさとなります。
つまり単純に考えて
■ULPAフィルターはHEPAフィルターの約2倍の能力
があります。
しかし、ULPAフィルターを採用している空気清浄機は2014年現在ありません。
※管理人調べ
なぜならULPAフィルターは
あまりの性能の高さ(目の細かさ)のせいで
目詰まりがかなりの頻度で起こります。
頻繁にフィルター交換をしないといけません。
そうなると一般家庭で使う家電としては致命的なデメリットです。
一般利用するには、あまり現実的ではないということです。
だいぶ改善されてきていますが、
一般的な空気清浄機に採用されているHEPAフィルターも同じく
かなり目詰まりを起こしやすい
というデメリットが有ります。
メーカー各社はフィルター形状に何層にも重ねるなど工夫をしたり、
多くの施策をして「HEPAフィルター10年交換不要」ということになっています。
この部分に関しては管理人は懐疑的な意見を持っています。
なぜなら空気清浄機の能力とフィルター交換時期は反比例するからです。
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もっと簡単にいえば
■空気が綺麗になればなるほどフィルターは汚れる
からです。
汚れるということはフィルターが目詰まりを起こし始めているということ。
目詰まりの原因となっている物質は
■ダニの死骸、フン
■PM2.5類
■雑菌の付着したホコリやチリ
■花粉
■インフルエンザウイルスが付着したホコリやチリ
などです。
みなさんは、雑巾で床を拭いてそのまま放置しておきますか?
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汚れて濡れたそのまま再利用しますか?
放置しておかないですし、再利用しないですよね(笑)
フィルターを交換しないということは
■床を拭いた雑巾を放置して、洗わないで再利用するのと同じ
ということです。
これらを考えると10年交換不要
というのは現実的ではないことがお分かりいただけますでしょうか。
空気清浄機を選ぶときには
これらもかんがえてお選びいただけたらとおもいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
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