節電してたのに、電気代と消費税が上昇。
家計には、たまったものではないですね。
今回は「空気清浄機の電気代」のお話。
空気清浄機の電気代はどのくらいかかるの?
空気清浄機の電気代については、メーカー発表値ですのでそれを信じるしかありませんが、ご安心ください。とりあえず
■空気清浄機の電気代は以外とかかりません!
製造メーカーの空気清浄機のカタログの計算では、
程度です。
カタログにも書いてあることが多いですが、自分でも計算できたほうがいいので、計算方法をお伝えしていこうと思います。
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→空気清浄機をつけるタイミングと消すタイミングは?24時間つけっぱなしはOK
空気清浄機の電気代計算方法
一般的な家電の電気代は
■全国10電力会社平均の電気代を算定根拠
としています。
大体1kwh(1キロワットアワー)あたり22円の電気代がかかる計算ですが、
メーカーの空気清浄機のカタログは、ほとんどがそのままの数字を使っていますので
とりあえずそのまま使うこととします。
カタログには1kwあたりが22円ということなので、わかりやすいように単位を変更する必要があります。
例えば
■1キロワット(kw)= 1000ワット(w)
⇒つまり 0.1キロワット=100ワット(w)
となりますね。ここまでOKでしょうか?
基本的に家電製品の電気代は、「w」(ワット)表示となっています。ですので1000で割って計算します。
【例】ダイキンMCK70Pの電気代を計算してみる◯静かモード 消費電力 8W
1)「w」(ワット)表示を1000で割ってkw表示に変える
2)8÷1000=0.008kw
3)0.008×22円/時(全国平均)≒ 0.18円
(メーカーカタログと同じ数字)
となります。
ちなみにこの計算式を使えば、いろんな家庭内の家電の消費電力の概算がわかります。
【例】◯ドライヤー 仮に商品電力は1000Wとすると・・・
1)「w」(ワット)表示を1000で割ってkw表示に変える
2)1000÷1000=1kw
3)1kw×22円/時(全国平均)≒ 22円
となります。
ここに消費税増税分が上乗せされます。
さらに原子力利用しないでの発電は、火力発電(発電用ガス等のコスト)分が上乗せされてきます。
それらが合計された金額が、今後のご自宅の電気代ご請求金額となっているはずです。
一度ご確認いただければと思います。
空気清浄機でかかる電気代の元は「コレ」と「アレ」と「それ」?
空気清浄機で電力を消費する部分は
メーカー各社の機能によりますが、多くて3つほどあります。
1.本体内のファンを回すモーター
2.加湿部分(気化式とヒーター式)
3.その他の機能(イオンなど)
まず最初は、本体内のファン部分、空気清浄機で一番電気を消費する部分です。
それは空気清浄をするために、風を起こすための本体内のファン部分の動力です。
この動力こそが空気清浄機の、風量パワーの根源ですから、小さいものを選ぶわけには行きませんね。
2つ目に、空気清浄機でかかる電気代は、加湿機能があるのなら加湿に関連する電力。
加湿に対しては「気化式」と「ヒーター式」の2つの方式があります。
当サイトでおすすめしている、ダイキン、シャープ、パナソニックの加湿機能の方式は「気化式」です。
電気代は「気化式」の方がかかりませんが、「ヒーター式」と比較した場合、電気代は安く済みます。
ヒーター式の加熱方法は、加湿器でも「加湿専用」のものが多いです。
そして3つ目には、イオン放出やその他の機能です。
イオン系の機能は
◯シャープはプラズマクラスター
◯パナソニックはナノイー
◯ダイキンはアクティブプラズマイオン
があります。3社ともにイオン放出系機能を付属搭載しています。
ダイキンだけは、その他に「光速ストリーマ機能」という他社にはない機能が搭載されていますが、カタログ上の消費電力は他社とほとんど変わりません。
PM2.5などで気になるディーゼル粉塵や、花粉そのものに照射することで、核の部分まで分解し除去してくれるトンデモナイ機能です。
ダイキンだけの機能 「光速ストリーマ機能」
→管理人のたかしが、おすすめしています
通常運転時と加湿運転時の消費電力の、差がそのまま加湿運転時の消費電力となるはずですが、このイオン放出系機能の消費電力は、各社カタログには出ていません。
そのため、このイオン放出系機能の消費電力は、その他の動作に含んでいると思われます。
例外ですがコレ以外にダイキン社のみ、光速ストリーマ技術という他社にはない機能があります。
通常、加湿部分(ユニット)の部分は、抗菌仕様となっていることが多いですが
■抗菌仕様というのは、あくまで菌の繁殖を抑えてくれるだけ
であって菌を死滅するようなことはありません。
やはり各社そういう抗菌仕様になって入るものの、
光速ストリーマによる照射による援護射撃により
通常の抗菌仕様よりも効果が高いことは明らかだと思います。
こちらの電気代もカタログには
出ていませんがこの電気代も計算に含まれた数値となっていますね。
空気清浄機は基本的に24時間運転するのがいい? ペットボトル1本の金額で大きなメリット
空気清浄機を24時間稼働させてるのは、電気代を考えるとちょっと・・と言う方も電気代と効果を考えるとやってみようかな?と思い直される方も多いでしょう。
なぜなら24時間稼働することで得られるメリットが大きいからです。
このサイトでも何度かお伝えさせていただきましたが、あなたのお部屋の中の空気は目に見えるチリやホコリ以外にまったく目に見えないものもたくさん浮遊しています。
それがダニやカビ菌、カゼやインフルエンザウイルス、花粉やPM2.5です。
・ウイルス
・花粉
・PM2.5
・その他の極小微細な浮遊物
それらは、呼吸をしているわたしたちの口から入り、肺にまで達することもあります。
これがPM2.5の怖いところだと言われています。
Q.
どのような健康影響がありますか。A. 微小粒子状物質(PM2.5)は粒子の大きさが非常に小さい(髪の毛の太さの30分の1)ため、肺の奥深くまで入りやすく、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患への影響のほか、肺がんのリスクの上昇や循環器系への影響も懸念されています。
【引用 厚生労働省】
その他に、厚生労働省のサイトからもPM2.5の健康被害についての記述があります。
部屋には、空気中を漂っていて、すぐに床にまで達しない極小微細なホコリやチリ、PM2.5も存在しています。
人が入れば、動いただけで、床から巻き上がります。
当然のことながら、食卓であれば食べ物にも付着します。
もちろん考えればキリがないですが、時期によってはカゼをひいたりインフルエンザにかかったりすることがあるでしょう。
その可能性を少しでも減らすこと。
あるいはせめて家に帰ってきたら花粉のストレスから解消されたい!など考える方も多いと思いますし、管理人もその一人です(笑)
それらをすべて考慮すると、空気清浄機の24時間稼働というのは、電気代さえ安ければメリットのほうが多いと思います。
実際、ダイキンのMCK70Pという、空気清浄機の標準モードで計算すると
1時間あたり0.4円程度です。
24時間1ヶ月間稼働しても150円程度。
これで花粉や体調不良の素となる、カゼやインフルエンザウイルス、カビ菌やPM2.5などのリスクが少しでも軽減するならば安いと思いませんか?
ぜっかく空気清浄機をご購入されるのであれば、24時間使用するという方法についても、ぜひ一度見なおしていただければと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
コメント
こんにちは!
空気清浄機を使いたいと思っていても、漠然と電気代が気になっていました。
でも、詳しい計算式まで教えてくださり、空気清浄機はあまり電気代がかからないんだということもわかりました。
ぜひ、子供達にクリーンな空気を与えてあげたいと思います。
ありがとうございました!
コメント、ありがとうございます!
そうなんです!
空気清浄機は電気代って余りかからないのですが、あまり知られていません。
効果と電気代を考えると24時間つけっぱなしという選択肢もあります。
ご家庭の状況に応じてお使いいただけたらいいと思います。
ありがとうございました!!