どうも。
アラフォー管理人のタカシです。
空気清浄機といっしょに使うと、劇的にアップする「家電」と「置き場所」をまとめてみました。
管理人が考える、「最強の室内花粉症対策」をお伝えしていこうと思います。
空気清浄機は、フィルター性能と風量が命です。
ほとんどの空気清浄機は吸い込んだ後の、フィルターの性能がモノをいいます。
フィルター性能と風量だけではなく、【すごい機能】を兼ね備えた空気清浄機があります。
↓こちらは別記事で説明しています。
もくじ
花粉症対策と空気清浄機の効果が劇的にアップする「置き場所」について
当サイトでも何度かお伝えさせて頂いておりますが、空気清浄機の置き場所について効果的な場所があります。
それは
■玄関
⇒花粉が侵入してくるところに置くことで、効果がアップする
■部屋の隅っこ
⇒部屋の空気を循環させる(扇風機やエアコンも併用する)
です。花粉が侵入してくるところは主に玄関です。
そして空気清浄機の効果がアップする場所は、部屋の壁際(隅)です。
ちなみに。
効果がアップする家電は、扇風機(サーキュレーター含む)です。このあと詳細にご説明します。
玄関からの花粉の侵入を防いで、空気清浄機効果を発揮させる
まず玄関についてです。
玄関は、人や花粉、インフルエンザウイルスなど全ての出入口となります。
帰ってきた時には、衣類に付着している花粉。これが玄関からリビング、そして寝室へと移動していきます。家にある花粉の侵入経路は
■玄関や窓から家に侵入してくる
■人に付着して家に侵入してくる
これくらいしかありません。
つまり。
この2つの侵入経路を断てば、家の中に入ってくる花粉は、限りなくゼロに近くなるということです。
そこで、玄関に空気清浄機を置く以外に、外出時や帰宅時にやったほうがいいことがあります。それは以下です。
■ウール系衣類を避け、花粉が付着しづらい化学繊維などの服を着る
(静電気が発生していると、付着してしまうので注意)
■衣類に付着した花粉やホコリを、しっかり落としてから家に入る
■家に入った直後、「玄関で」空気清浄機を全力で運転する
■「玄関で」掃除機で衣類を吸う
■「玄関で」コロコロ粘着テープで取る
です。着ている服に付着している花粉は、玄関を通り越してリビング、寝室へと侵入していきます。
ですから、徹底的に玄関で花粉を排除します。
玄関でも、圧倒的なパフォーマンスを発揮する空気清浄機は、こちらの記事で説明しています。
玄関での対策のポイントは、花粉が付着しやすい衣類や、静電気を帯びやすい衣類を着ないこと。
そして、付着した花粉はかならず玄関でキレイにしておくことです。
ウール系素材は、そもそも花粉を付着しやすい構造になっています。
化学繊維は、静電気が発生しやすくいため、花粉が付着したまま部屋に入っていくことになります。
自宅で花粉症症状を減らす、有効な手段は、
・衣類に付着をさせないこと
・衣類に付着した花粉を家の中に入れないこと。
以上2つです。
ただし!
ここで問題があります。
花粉は重力に影響を受ける大きさです。
ですので落下速度も結構早いです。
1秒間に数十センチのスピードで、床に向かって落ちていくことがわかっています。
しかし!
一度床に落ちた花粉は、空気清浄機できれいになることはほとんどありません。
床に落ちた花粉は、空気清浄機では吸えない!だから・・掃除機の出番です
空気中の花粉は、空気清浄機が除去します。
逆に、床に落ちた花粉は掃除機の役割です。
なぜなら一度床に落ちた花粉は、空気清浄機の吸い込む風量くらいでは、吸い込めません。
木枯らしに吹かれた枯れ葉のように、コロコロ空気清浄機に吸い寄せられることは無いからです。
床に一度落ちてしまった花粉。
掃除機で吸い込まなければ、どうなるでしょうか?
花粉の動きは以下になります。
花粉やハウスダスト
↓
靴下や足裏、スリッパなどに付着
↓
他の部屋に拡散される
リビングや寝室、自分の生活空間へ、自分自身で運んでしまうことになります。
寝室で、花粉によってムズムズしたり、くしゃみや鼻水が止まらなくなる理由の1つは、これです。
床に落ちている花粉が靴下などに付着し、寝室に移動しないようにすること。
そのためには、床に落ちている花粉を、掃除機でキレイに清掃する必要があります。
つまり、空気清浄機があっても、掃除機を使った清掃は絶対に必要です。
何度もお伝えしますが、
・部屋に舞っている花粉
↓
空気清浄機が主に担当する
・床に落ちた花粉やホコリ
↓
掃除機担当する
と思っていただいたらいいですね。
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そこまでアレルギー症状がでなくて、気にされない方はいいのです。
管理人もそうなのですが、寝室やリビングに花粉やハウスダストなどがあると、アレルギー症状が出て睡眠どころでは無い方にとっては死活問題です。
玄関に化学繊維などでできたスリッパを置いて、部屋にはいるときには脱いだりすることもできれば、自分で自分の生活空間に花粉を持ち込む可能性はかなり減ると言えます。
手間ですが目に見えない花粉なので、症状がキツイ方は、このくらいのことはしないとならないですね(泣)
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部屋の隅において使うと、効果が高まる家電は扇風機!
効果がアップする家電の答えから言います。空気清浄機の効果を劇的にアップさせる家電は、
扇風機(サーキュレーター)
です。
空気清浄機の効果を高めるためには、部屋の空気を空気清浄機に集めないといけません。
当たり前ですが、空気は空気清浄機のフィルターを通過することで、きれいになるからです。
しかし空気清浄機は、空気清浄機だけのチカラだけでは、部屋の隅にある空気を吸い込むことができません。
効果を倍増させるためには、「部屋の中に空気の流れ」を発生させる必要があります。
仮に、空気清浄機が画像の左下(赤枠のところ)だとしますと、赤矢印の周辺の空気を吸うことは出来ません。
空気清浄機は、部屋の空気を吸ってフィルターを通さなければ、空気はきれいになりません。
そして、空気清浄機だけの吸い込むチカラだけでは、限界があります。
だから扇風機(サーキュレーター)のチカラを借ります。
実は部屋には、何時間かかっても床に落ちてこないような軽くて微細なホコリや、チリがたくさん宙に舞っています。これは目に見えません。
こちらの動画をご覧ください↓
これが目に目えないチリやほこりです。
特殊な光を当てて、見えるようになっていますが、どんなにキレイに掃除してある部屋でも、だいたいこんなホコリやチリの状況になっています。
そのホコリやチリの一部は、静電気やその他の理由でお互いにくっついて固まると、目に見える大きさになります。
今度はこの図をご覧ください。これは部屋の中に気流が発生している部屋の断面図です。
空気清浄機から排出された空気が、部屋の中を巡ってもう一度空気清浄機に戻ってくる。
その空気の流れを強く補助をするのが、扇風機(サーキュレーター)です。
空気清浄機やエアコンだけでは弱い空気の流れをサポートし、後押ししてくれます。効果をアップする場所は
エアコンの反対側の壁際
です。空気清浄機、エアコン、扇風機(サーキュレーター)を使って部屋の空気を下図のように
壁に当てて循環させるようにします。
日本の家電メーカーが発売している空気清浄機は、ほとんどが本体の上部から清浄した空気を排出します。
この排出された空気は壁を伝って天井にあたります。
そして、反対側の壁にぶつかって床に落ち、反対側においてある扇風機やサーキュレーターの空気の流れに乗り、床を伝って空気清浄機に戻ってきます。
こうして空気が巡回しながら、空気清浄機のフィルターを通って空気がどんどんきれいになっていきます。
季節によっては、エアコンは使わないこともあるかもしれません。
しかし速く部屋の空気をキレイにするためには、エアコンの送風機能も使うと、さらに空気の流れが強くなります。
部屋の中で円を描くように空気が循環するということになりますね。
こうすることで部屋の隅々の空気が空気清浄機に吸い寄せられます。
当然、部屋の隅の方の空気は完全に吸い込むことが出来ません。
しかし、空気の循環ができると空気清浄機だけを置いたときよりも、その空気の循環に乗ってホコリヤチリ、花粉やインフルエンザウイルスなどが、空気清浄機にのフィルター吸い寄せられます。
フィルターを通った空気は、キレイになります。まさにこの状況を、自宅で再現できることになりますね↓
何度もお伝えしますが、空気の流れ(循環)を作る事こそ、空気清浄機の効果を最大限に活かす使い方となります。
空気清浄機をサポートし、効果をアップできるのは、扇風機やサーキュレーターです。
ちなみに、エアコンは
⇒熱い空気は天井付近に多くあるので
■夏のエアコンの風は天井と平行に排出される
⇒冷たい空気は足元にたまりやすいので
■冬のエアコンの風は足元に向くようになっている
ので、エアコンがない部屋で空気清浄機を使いたい場合や、自宅に石油ファンヒーターだけしかない場合など、空気の流れを考えた上で、部屋の壁際においてあげるのが一番効果が高いです。
え?床に落ちたホコリヤチリは安い掃除機で吸い取ってはいけない?
空気清浄機のお手入れ方法では、メーカーサイトに「掃除機で一番外側のフィルターを吸い込んで掃除する」と書いてあります。
この部分に関してはコレでいいと思いますが、残念ながらこの
■通常の掃除機を使って空気清浄機を掃除する方法
は空気清浄機の一番外側のフィルターのみに限られます。
矛盾するようですが、床に落ちている花粉を、掃除機で吸い込むから大丈夫!という理解はある意味では間違っています。
なぜなら
■紙パック式の掃除機のフィルターの網目は、花粉よりも大きい
からです。
紙パック式の掃除機の場合、掃除機の排気といっしょに、部屋の中に撒き散らされます。
紙パック掃除機の紙パック部分は、不織布と言いまして、冬や春にドラックストアでよく見かける「使い捨てマスク」と同じ材質で出来ています。
残念ながらこの不織布マスクは
花粉の大きさよりもマスクの目の方が大きいため、花粉を素通りさせてしまうことはご存知でしょうか?
なので不織布マスクは
マスクをしていたとしても花粉やインフルエンザウイルス対策としては
あまり意味が無いということなのです。不織布マスクの効果は
■マスクをすることで、鼻やのどの粘膜を自分の息で加湿する
■飛沫感染で(くしゃみなどで飛んでしまい)自分が感染源になるのを防ぐ
に限られます。
それと同じく紙パック式の掃除機で吸い込んだ花粉は不織布マスクとおなじく
目をすり抜けて掃除機の排気と一緒に部屋に撒き散らされることになります。
それと同じことが紙パック式掃除機を、利用することで起こっているのです。
では床に落ちている花粉やハウスダストを、キレイに掃除するにはどうしたらいいでしょうか?
撒き散らさない!床に落ちた花粉やハウスダストを掃除する2つの方法
まず1つ目ですが
■しぼった濡れ雑巾で掃除すること
です。原始的な方法ですがこれが一番効果が高いです。お金もかかりませんのでおすすめです(笑)
ただし花粉は濡れてしばらくすると
外皮が破壊されてもっと小さな大きさに変化します。
雨の日の翌日の花粉がたちが悪いのは
そのせいです。さらに大きさが小さくなるのでマスクをすり抜ける確率が高まります。
花粉を拭いた濡れ雑巾は、洗濯物の中に放り込む前に、すぐに手洗いして洗い流しておいたほうがいいですね。
そして2つ目。
これは
■空気清浄機と同じか、それ以上のフィルターが付属した掃除機を利用する
ことです。空気清浄機に利用されているフィルターは
HEPAフィルターと言います。
HEPAフィルターの性能は、0.3μm以上のホコリヤチリなどをほぼ100%ろ過してくれるというスゴイ性能です。
病院や精密機器を製造する建物の空調にも利用されているほどです。さらにそれを超えるフィルターがあります。それが
■ULPAフィルター
です。
ULPAフィルターはHEPAフィルターの半分の目の大きさのフィルターで0.15μm以上のホコリヤチリをほぼ100%ろ過してくれます。
このフィルターを利用した掃除機が、メーカーから発売されています。
ホンキで花粉をキレイにするために、もし部屋で掃除機を利用するのであれば、花粉を部屋に撒き散らさないためにも、せめてULPAフィルターや、HEPAフィルターを利用している掃除機を使いたいところですよね(汗)
最近では、花粉も大変ですがPM2.5など、花粉以上に細かくて健康被害が出る可能性がある物質が飛散しています。
窓も簡単に開けることが出来ませんし、そうなると自宅での対策として空気清浄機と掃除機、ぬれ雑巾など、総力戦になってくると思います。
お手入れも昔に比べればかなりカンタンになってきていますので、家電もうまく使って花粉、インフルエンザウイルス、カビ菌、PM2.5など対策をしていただければと思います。
特に吸い込むパワーや掃除効率がスゴイのはダイソンの掃除機です。
吸い込むチカラや、掃除はスティック型、コードレス型など、どれも変わらないと思います。しかし、管理人のおすすめはキャニスター型(コロコロ動かせるタイプ)です。
ダイソンの公式サイトから購入した場合だけ、メーカー保証は2年(通常は1年)、日本メーカーだと、数週間かかる故障時の対応が、送料無料で72時間以内でやってくれます。↓
まとめ 空気清浄機の効果を劇的にアップする置き場所と家電
置き場所→エアコンの下
家電→扇風機
空気清浄機にどれだけ空気を吸わせるか?
↓
部屋に強い空気の流れを作れるか?
空気清浄機はエアコンの下
↓
扇風機(サーキュレーター)はエアコンの反対側の壁ぎわ
さらにエアコン加える事でより強い気流を部屋に起こせる、つまり空気清浄機の補助をしてくれることになる、というわけです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。